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特集

北海道キャンプ場ガイド 第6回
2025.11.14
BBQ キャンプ場 キャンプ飯 北海道
北海道には魅力的なキャンプ場がたくさん。
今回は札幌の「とれた小屋ふじいキャンプ場」で、2026年春のNORTH EAGLEのイメージ撮影をしました。
茨戸川沿いの広い空の下に広がる、でっかいフィールドで、とれたての美味しい野菜も食べられる、そんなキャンプ場をご紹介します。

概要

とれた小屋ふじいキャンプ場は、茨戸川に隣接し、広大な芝生サイトが広がるキャンプ場。札幌市中心部から車で30分ほどと近く、公共交通機関でもアクセスできるので、徒歩キャンパーにもおすすめです。

野菜直売所とファームレストランが隣接し、受付からサイトまでは、ビニールハウスの立ち並ぶ農場を通ります。
もともとは農業が主体。低農薬栽培や就農支援、市民農園にも取り組み、農と観光で稼ごうをコンセプトにした活気のある農場です。

冬は凍った茨戸川でワカサギ釣りが人気。雪中キャンプもできます。

テレビなどのマスメディアにもよく取り上げられるので、道内では知っている人も多いかもしれません。

<とれた小屋ふじいキャンプ場までの所要時間目安>
・札幌市街地から車で約30分
・JRあいの里教育大駅からバスで約10分・徒歩3分

茨戸川とは?

「茨戸(ばらと)」の語源は、アイヌ語の「パラ・ト」で広い沼を意味します。石狩川水系ですが、川が大きく蛇行し、沼が連続する地形だったようです。

戦前の治水工事で、石狩川と切り離され、現在はゆったりとした水の流れで、三日月湖とも言われます。

昔から漁業に利用され、冬は厚い氷が張るためワカサギ釣りの名所でもあります。

おすすめポイント

抜群の開放感でリフレッシュ
空にはトンビやカラスが舞い、川には大きな魚の気配。
雄大な空と水辺の自然を満喫し、頭を空っぽにしてリフレッシュできます。民家から離れているので、晴れていれば夜の星もよく見えます。

美味しい新鮮野菜
直売所ではとれたて野菜を販売。ビニールハウスで一年を通じて、さまざまな野菜を栽培しているそう。色とりどりの野菜は、見るだけでも元気をもらえます。生のトマトや、網で焼いただけのピーマンや米ナスも、いただくと甘く、おいしさがギュッと詰まっていました。

ファームレストラン「ベジタベーレ」
農園で育てた野菜の良さを引き出し、心と体にやさしい料理が食べられます。シェフ特製の旬の野菜スイーツや、ピクルスなどの加工品も販売しています。

近くの温泉
最寄りのJRあいの里教育大駅から徒歩圏内に「札幌あいの里温泉なごみ」があります。徒歩キャンパーなら、電車に乗る前に、温泉に入ってさっぱりできます。
キャンプ場利用者向けの割引もあるとのこと。
※詳しくはキャンプ場でご確認ください

管理人さんにお聞きしました

−管理人さんのおすすめは?
とにかく「静か」です。ほとんどがフリーサイトですが、広いので、隣りと十分な間隔をあけて設営できます。まわりを気にせず自然を堪能し、自由な時間を過ごせます。(広さはなんとオートサイトで150サイト分だそう!)

それと夕日が自慢です。北西側を茨戸川が流れ、空がひらけているので、晴れた日は本当に綺麗に見えますね。

また、利用料が安く、気軽に来てもらえるところもポイントです。
これだけ広いと、予約が取れないということがまずないので、休みの日の天気なんかを見て、「キャンプしたいな」と思いたったらすぐ来れるキャンプ場です。ご近所やリピーターのお客様も多いですよ。

冬の氷上ワカサギ釣りは毎年盛況です。冬期は田んぼを駐車場にしていますが、土日の多いときは車が200台入るほど、大勢のお客さんがいらっしゃいます。
冬キャンエリアもご用意していますので、ワカサギ釣りとキャンプを同時に楽しまれる方もいます。
また茨戸川では、冬のワカサギだけでなく、ウグイ、ハゼ、コイなども釣れますよ。
そのほか、通年でジンギスカンや、トレーラーハウスの宿泊プランもあるので、いつもと違うアウトドア体験もご提供できます。

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
楽しみ満載のとれた小屋ふじいキャンプ場へ、みなさんも機会があれば、訪れてみてください。

Information
とれた小屋ふじいキャンプ場
〒002-8054 北海道札幌市北区篠路町拓北243-2
Website https://toreta-fujii.com
Instagram https://www.instagram.com/toretakoya_fujii/